後場とは?初心者にもわかる午後に行われる証券取引
投資の初心者
すみません。投資の用語『後場』の意味がよくわかりません。
投資研究家
後場は午後に行われる証券取引のことですよ。東京証券取引所では、12時半から15時に取り引きされています。
投資の初心者
なるほど。午後に行われる取引ですね。
投資研究家
はい。午前中の取引を『前場』と呼びますが、後場は前場に比べて取引量が減る傾向があります。
後場とは。
株式相場で使われる用語である「後場」とは、午後に実施される株式取引のことです。東京証券取引所では、現在の取引時間は午後12時30分から午後3時までとなっております。
後場とは何か?定義と時間帯
-後場とは何か?定義と時間帯-
証券取引所では、一日の取引時間が前場と後場に分けられています。後場とは、午後に行われる取引時間帯を指します。株式市場では、後場は通常、午後12時30分から午後3時までです。
後場は、午前中の前場と比較して、出来高や取引量が多い傾向があります。これは、前場で発表された経済指標や企業ニュースを踏まえて、投資家が午後から投資判断を行うためです。また、機関投資家なども後場から本格的に取引に参加することが多いため、相場の動きがより活発になります。
前場との違いと特徴
後場とは、証券取引所で行われる取引時間帯の一つであり、前場(午前中の取引時間帯)に続く午後に行われる取引のことです。両方の取引時間帯を合わせて「立会」と呼んでいます。
前場との主な違いは、取引時間が午後12時30分から午後3時までと短いことです。また、取引の対象となる銘柄が絞られており、前場よりも取り扱いが少ない傾向があります。銘柄数の違いは証券取引所によって異なり、東京証券取引所では前場の約6割の銘柄が後場でも取引できます。
後場で取引される銘柄や注文の傾向
後場での取引は、銘柄の需給関係や投資家の注文傾向に特徴があります。午後には、前場での取引を踏まえて、個人の投資家や機関投資家による利益確定や買い増しなどの売買が活発になります。また、前場とは異なり、新規上場の銘柄や値動きの大きい銘柄が注目を集める傾向があります。さらに、注文の傾向として、前場よりも売買注文の規模が大きくなり、指値注文ではなく成行注文が増加します。これは、値動きが大きい銘柄の売買で、迅速かつ確実に注文を執行したい投資家が多いことを反映しています。
後場に参加するメリットとデメリット
-後場に参加するメリットとデメリット-
後場の取引に参加するには、メリットとデメリットを理解しておくことが不可欠です。
メリットには、まず、取引時間の延長があります。後場は午前に取引が行われる前場よりも時間が長いため、取引機会が増え、投資家はより柔軟に対応できます。また、後場では機関投資家などの大口投資家が参加することが多く、大量の売買が期待できます。そのため、値動きが大きくなる傾向があり、投機的な取引に適しています。
一方、デメリットとして挙げられるのは、取引手数料の増加です。後場は前場よりも取引手数料が高い傾向があります。また、後場は前場を踏まえたうえで行われるため、相場の動向が大きく変化する場合に不利になることがあります。値動きが激しいと、利益を得るだけでなく損失も膨らむ可能性があるため、注意が必要です。
投資初心者でも知っておきたいポイント
投資初心者でも知っておきたいポイント
後場取引は、初心者でも理解できる仕組みです。重要なポイントは、以下の通りです。
* -取引時間-後場は、平日午後12時30分から午後3時まで行われます。
* -対象銘柄-前場と同様に、上場しているすべての銘柄が対象です。
* -売買方法-注文の方法は前場と同じで、成行注文や指値注文などがあります。
* -相場状況-一般的に後場は、前場よりも流動性が高く、より活発な取引が行われます。これは、機関投資家やヘッジファンドなどの大口投資家が後場で取引することが多いからです。